プログラミングスクール体験談|70万円払って転職した正直な話

Mirai

プログラミングスクールって実際どうなの?高額なスクールが多いけど、ちゃんとエンジニアに転職できているのかな?

Zetto

スクールを活用すれば転職できる可能性はかなり上がるよ。でも、入れば自動的にうまくいく、というわけじゃなくて、入った後の努力と転職活動の本気度で結果が全然変わるね。

この記事では、プログラミングスクールの体験談として、僕がTECH CAMPへ入学した3ヶ月間の学習、転職活動・その後のキャリアまで、包み隠さず解説します。

Zettoのライタープロフィール

本記事の専門性
現役エンジニアのZettoです。2020年にTECH CAMPへ入学し、未経験からエンジニアへ転職。その後、実務1年半でフリーランスエンジニアとして独立し、現在6年目を迎えています。

この記事を読めば、プログラミングスクール体験談のリアルな情報と、後悔しないスクール選びのポイントが一通りわかります。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

プログラミングスクールに通う前の不安と状況

スクール入学前の不安と現実

入学を決意するまでの経緯と、当時の状況を話します。

  • 貯金がほぼない状態で70万円の受講料をどう工面したか
  • 独学で挫折してスクールに頼ることにした経緯
  • 無料カウンセリングで実際に感じたこと

貯金がほぼない状態で70万円の受講料を支払う

スクール受講前の僕は、販売員として7年間働き、役職者にまで上がりました。それでも手取りは23万円が上限でした。

先輩を見ていても10年後の未来が変わらないと感じて、エンジニアに転職を決意したのがスクールを受講しようと思ったきっかけです。

スクールの受講費用は70万円ほど。貯金は100万円はなかったくらいです。お金がない状態でどう工面したかというと、24回の分割払いです。月々の支払いは3万円弱になりました。

当時の月収から3万円を捻出するのは、決して楽ではなかったですね。でも「この先ずっと今のままよりマシ」という気持ちで受講を決断しました。

支払いが終わった今振り返ると、あの決断は正解だったと感じています。

独学で挫折してスクールに頼ることにした経緯

スクールに入学する前までは、独学でプログラミングを勉強していました。

ProgateでHTMLコースから始めて、最初は「なんとかなりそう」と感じていました。ところが、プログラミング言語に入った瞬間、何もわからなくなりました。

独学で詰まった原因は3つあります。

  • エラーが出ても、どこを直せばいいかわからない
  • 調べても英語の記事が多く、理解できない
  • 何日やっても同じ箇所で詰まり続ける

1ヶ月ほどでプログラミングに挫折しました。

しかし、諦めきれず。その後、未経験でIT企業に直接応募したことがあります。書類は通過しましたが、面接で無事に落選しました。

Zetto

スキルがなさすぎると自覚して、スクールに頼ることを決めた流れです。

無料カウンセリングで実際に感じたこと

TECH CAMPの無料カウンセリングに参加したときの、正直な感想を伝えます。

担当スタッフさんはとても丁寧で、押しつけがましさはあまり感じませんでした。「なぜエンジニアになりたいか」「今の状況はどうか」を丁寧に聞いてくれる流れでした。

カウンセリングでは特に営業をかけてくることもなかったです。なので、もしスクールのカウンセリングを受講する場合、その場で受講を決める必要はないので、一度持ち帰って検討するといいかなと。

Zetto

カウンセリングは「入会するための説明会」ではなく「自分に合うか確かめる場」として活用するのがいいと思います。1社だけで決めず、複数社を比べてから判断すると、スクール選びの精度がぐっと上がりますね。

TECH CAMP受講中の体験談

TECH CAMP3ヶ月の体験

受講中の3ヶ月間がどういう体験だったか、リアルな話をします。

  • カリキュラムの内容と1日の学習スケジュール
  • チーム開発で感じた「一人じゃない」という感覚
  • 途中で挫折しそうになったときの乗り越え方

ひとつずつ見ていきましょう。

カリキュラムの内容と1日の学習スケジュール

僕が受講したのは2020年4〜6月です。コロナ禍のためほぼオンラインでの受講でした。

カリキュラムは以下の順番で進みます。

  • HTML / CSS:Webページの見た目を作る
  • JavaScript / jQuery:ボタンクリックなど画面の動きをつける
  • Ruby / Ruby on Rails:サーバー側の処理やデータベース管理
  • チーム開発:5人チームでSNSクローンアプリを作る

推奨される1日の学習時間は8〜10時間が目安です。僕は会社を辞めて受講していたので、ほぼフルタイムで学習に充てていました。

最初のHTMLやCSSはスムーズに進められました。でも、Rubyに入ってから一気に難しくなり、メンターへの質問頻度が増えていきました。

Zetto

在職中でもスクールに通える方は多いです。隙間時間を使えば1日3〜4時間は確保できます。週末に集中するスタイルで続けている受講生もいますよ。無理のない学習ペースを最初に設計しておくのが大切ですね。

チーム開発で感じた「モチベーション維持」のしやすさ

カリキュラムの後半では、5人チームでSNSクローンアプリを開発するチーム開発があります。

毎日スクラムミーティング(作業状況を共有する短い会議)を行いながら、役割分担して開発を進めていく形です。

もくもくと一人で学習するフェーズとは全然違って、チームメンバーの存在がモチベーションに直結しました。

仲間が詰まっているときにサポートし合ったり、自分が詰まったときに助けてもらったりする経験が、学習を続ける力になりました。

正直な話、一人だったら確実に挫折していたと思います。チームメンバーがいたから最後まで続けられたといっても過言ではないですね。

途中で挫折しそうになったときの乗り越え方

Ruby on Railsの学習でどうしても理解できない箇所が続き、心が折れそうになった時期があります。

そのとき意識していたことは3つです。

  • 完全に理解しなくても先に進む:「なんとなくこういうことか」で一旦前へ
  • 毎日少しでも進める:ゼロの日を作らないことを最優先にする
  • 詰まっていることをチームに正直に言う:一人で抱え込まない

スクールにはメンターが常にいて、詰まったらすぐ質問できます。「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮する必要は一切ありません。

詰まっているときこそ「成長の途中だ」と捉えると、焦りが減って続けやすくなります。

Zetto

挫折しそうになるのはおかしいことじゃないですね。むしろ詰まっている状態が「成長中のサイン」です。詰まっていない状態は、成長が止まっているサインかもしれないので。

転職活動70社応募の実態と転職後の年収変化

70社応募と年収変化

スクールを卒業してからが、また別の戦いでした。

  • 3ヶ月・70社応募で感じたスクール転職支援の限界
  • 未経験エンジニア1年目の年収・働き方のリアル
  • 転職2年後にフリーランス転身できた理由

順番に解説していきますね。

3ヶ月・70社応募で感じたスクール転職支援の限界

卒業後の転職活動は、想像よりずっと大変でした。

スクールからの紹介案件は7〜10件くらいだったかなと。正直、少ないと感じた数字です。

スクール側から受けた転職支援の内容は以下の通りです。

  • 経歴書・ポートフォリオの添削
  • 面接対策
  • 求人の紹介(件数は少数)

スクールが紹介できる求人には限りがあります。そのため、転職エージェントや求人サイトも並行して活用して、自力で応募していきました。

3ヶ月・70社応募・面談5社程度。受からない時期が続いて、涙を流したこともあります。それでも根気強く応募し続けて、最終的に受託開発兼SES企業からの内定を取ることができました。

スクールで身につけたスキルとポートフォリオがあったから、自力応募でも戦えたと感じています。

Zetto

転職支援は「スクールが全部やってくれる」という期待をするとギャップを感じます。スクールは「転職しやすい状態を作る場所」であって、転職活動自体は自分で動く覚悟が必要です。

プログラミングスクール卒業生が転職で詰まりやすいパターンと対策については、以下の記事で詳しく解説しています。転職活動を本格化させる前にあわせて読んでみてください。

未経験エンジニア1年目の年収・働き方

転職先は社員約30名の中小IT企業(SESと受託開発を行う会社)でした。

年収は約280万円、手取りは約17万円です。販売員時代の手取り23万円より下がりました。ですが明らかに販売員時代と異なることは、エンジニアは給料をもらいながらスキルアップができるという点ですね。

働き方については、コロナ禍でも社長がリモートを認めず、ほぼ毎日出社を求められていました。リモートワークへの強い憧れがあっただけに、これはきつかったですね。

一方で、丁寧に教えてくれる女性のメンター社員のおかげで、Javaの基礎から実践まで確実にスキルが身につきました。

未経験エンジニアとして転職した後に何を学ぶべきかについては、以下の記事で解説しています。1年目に必要なスキルを確認したい方はご覧ください。

転職2年後にフリーランス転身できた理由

実務1年半を経験したタイミングで、フリーランスへの転身を考え始めました。

転身を決断した理由は3つあります。

  • 上司からの精神的プレッシャーが続いていた
  • リモートワーク環境で働きたかった
  • Java案件で実務スキルが一定レベルに達したという手応えがあった

最初は派遣エンジニアとして働くことを探していましたが、1ヶ月見つかりませんでした。ダメ元でレバテックフリーランスに相談したところ、案件を取ることができました。

初案件の月単価は50万円。入金を確認した瞬間の衝撃は今でも覚えています。

フリーランスへの転身が実務1年半というタイミングでできたのは、スクールで基礎を固めて、現場でJavaを着実に積み上げた経験があったからだと感じています。

Zetto

スクールの受講料70万円が、2年後に月単価50万円につながったと考えると、投資対効果は十分だったと思います。ただ、これはスクール卒業後も努力し続けたからです。スクールはあくまでスタート地点ですね。

フリーランスエンジニアになるためのロードマップについては、以下の記事でまとめています。フリーランスを視野に入れている方はぜひ参考にしてください。

プログラミングスクール選びで後悔しないためのポイント

スクール選びの後悔回避ポイント

体験談を踏まえて、スクール選びで特に確認すべきポイントをまとめます。

  • AI時代に対応したカリキュラムかどうかを確認する
  • 転職支援の「質」と「実績」の見極め方
  • 受講料と分割払いの現実的なシミュレーション

では見ていきましょう。

AI時代に対応したカリキュラムかどうかを確認する

2026年現在、GitHub CopilotやChatGPTなどのAIツールは、IT現場の標準ツールになっています。スクール選びの際は、カリキュラムにAI活用が組み込まれているかを確認することをおすすめします。

ただし、AI活用と基礎学習は別物です。

基礎を理解せずにAIに頼ると、生成されたコードを読めないエンジニアになってしまいます。実務では「コードを書ける」だけでなく「コードを読んで理解できる」力が必須です。

良いスクールを見分けるポイントとして、以下の点を確認してください。

  • 基礎学習を固めた上でAI活用を組み込む設計になっている
  • 「AIで全部できる」を売り文句にしていない
  • 受講生のポートフォリオが実力ベースで作られている

AI時代だからこそ、基礎を理解したエンジニアの希少価値は上がっています。カリキュラムがAIに頼りすぎていないかは必ず確認してください。

下記記事では、おすすめのプログラミングスクールをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

転職支援の「質」と「実績」の見極め方

転職支援は「あるかどうか」ではなく「どの程度サポートしてくれるか」が大事です。

確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 転職成功率の定義:「全卒業生に対する割合」か「転職活動した人の中での割合」かを確認する
  • 紹介できる求人数:少ないと自力応募がメインになる
  • 添削の回数:経歴書・ポートフォリオの添削が無制限か回数制限ありかで差が出る
  • 転職保証の適用条件:全員に適用されるのか、条件を満たした場合のみかを細かく確認する

転職保証があるスクールでも、約款(細かい条件が書かれた文書)の内容を読まないと適用されないケースがあります。カウンセリング時に具体的な条件を確認することが大切です。

スクール各社の特徴や選び方については、以下の記事で詳しくまとめています。スクール選びで迷っている方はあわせて読んでみてください。

受講料と分割払いの現実的なシミュレーション

受講料は数十万〜100万円前後が相場で、高額に感じるのは事実です。でも、払い方と視点を変えると、判断しやすくなります。

分割払いのシミュレーション例を示します。

  • 受講料70万円・24回払い:月々約2万9000円
  • 受講料50万円・24回払い:月々約2万1000円

月3万円弱を「高い」と見るか「転職で年収が100万円上がれば1年で回収できる」と見るかです。

一方で、現実的なリスクも正直に伝えます。

  • 転職活動が長引くと、支払いが続く中で収入が減る
  • 転職直後は年収が一時的に下がるケースがある
  • 副業でエンジニア収入を得るまでに時間がかかる
Zetto

受講料を「コスト」ではなく「未来の自分への投資」として長期的に計算することが大切です。

プログラミングスクールに関するよくある質問

プログラミングスクールFAQ

よくある質問と回答をまとめました。

  • 無料カウンセリングで強引に入会を勧められますか?
  • お金がない状態でもスクールに入れますか?
  • 未経験でも本当にエンジニアに転職できますか?

無料カウンセリングで強引に入会を勧められますか?

大手スクールでは、強引なセールスはほぼないです。

TECH CAMPのカウンセリングでは、担当スタッフさんが丁寧に対応してくれました。「今日決めなくて大丈夫ですよ」とはっきり言ってもらえましたし、強引な雰囲気はありませんでした。

カウンセリングは話を聞きに行く場所として活用して、判断は持ち帰ってからすれば十分です。

お金がない状態でもスクールに入れますか?

分割払いに対応しているスクールであれば、手元の現金が少なくても入れます。

主な支払い方法は以下の通りです。

  • 分割払い:24〜36回が多く、月々の負担を分散できる
  • 教育ローン:金利がかかるため、事前に返済シミュレーションが必要
  • 給付金制度:対象スクールなら「専門実践教育訓練給付金」で受講料の最大70%が戻ってくる

給付金制度は雇用保険の加入条件などがあります。詳細は厚生労働省の専門実践教育訓練給付金ページで確認してください。

スクールによって給付金の対象かどうかが異なるので、カウンセリング時に必ず確認することをおすすめします。

未経験でも本当にエンジニアに転職できますか?

転職できます。ただし「スクールに入れば自動的に転職できる」わけではありません。

転職できる人・できない人の差は主に以下の点にあります。

  • ポートフォリオの完成度:実際に動くアプリを作れているか
  • 転職活動への本気度:応募量・改善スピード・面接準備の質
  • スクール卒業後も学習を続けているか

僕も70社応募して面談は5社程度でした。受からない時期が続きましたが、諦めずに続けて内定を取れました。

Zetto

「未経験でも転職できる」は本当のことです。ただ「スクールさえ入れば大丈夫」という考えで入ると、卒業後に詰まりやすいと感じています。スクールは道具なので、使い方次第で結果が大きく変わりますね。

プログラミングスクール体験談のまとめ

70万円の価値と結論

今回はプログラミングスクール体験談として、TECH CAMPで受講した3ヶ月のリアルと、転職活動・その後のキャリアを正直に話しました。

重要なポイントを3つ振り返ります。

  • スクールの価値は、入学後の努力と転職活動の本気度で決まる
  • 転職支援は「スクールが全部やってくれる」ではなく、転職しやすい状態を作る場所として活用する
  • 受講料は「コスト」ではなく「未来への投資」として長期的に計算する

スクール選びで迷っている方は、まず複数校の無料カウンセリングを受けることをおすすめします。各スクールの特徴を比べた上で、自分の状況に合うスクールを選んでください。

Mirai

体験談をここまで正直に話してくれると、スクールへのリアルなイメージが掴めた気がする。ありがとう!

Zetto

スクールは入って終わりじゃなくて、入った後にどう使うかが全てだね。まずは無料カウンセリングから気軽に動いてみてね。

おすすめのプログラミングスクールを特徴ごとに比較した記事は以下でまとめています。スクール選びをこれから始める方は、あわせて参考にしてください。

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