経験の浅いエンジニアがフリーランス案件を取る5つの戦略【実体験】

Mirai

実務経験が浅いのに、フリーランスで案件なんて取れるのかな…。

Zetto

経験が浅くても、戦略と準備が揃えば案件は取れますよ。

この記事では、経験の浅いフリーランスエンジニアが案件を取るための具体的な戦略を解説します。

Zettoのライタープロフィール

本記事の専門性
現役フリーランスエンジニアのZettoです。実務経験1年半でフリーランス転身しました。Java・TypeScript(Vue.js)を武器に、フリーランスエンジニアとして4年以上活動しています。

経験が浅いまま準備不足で独立すると、案件が取れず収入ゼロが続くリスクがあります。

この記事を読めば、経験が浅い段階でもフリーランス案件を取るための5つの戦略と、独立前に整えておくべき準備が丸ごとわかります。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

フリーランスエンジニアの「経験浅い」はどのレベルか

経験浅い定義

「経験浅い」の基準は人によってバラバラです。市場の実態を知らないまま動くと判断を誤りやすいので、まずここを整理しておきます。

  • 市場が求める実務経験の実態と勘違い
  • 経験年数より「スキルの証明」が評価される理由
  • 独立前に確認したいスキルチェックリスト

順番に確認していきましょう。

市場が求める実務経験の実態と勘違い

フリーランスエンジニア市場で「経験が浅い」と見なされるのは、実務経験2年未満が目安です。

多くのエージェント案件は「実務経験2年以上」を想定しています。1〜2年でも応募できる案件はありますが、選択肢は大きく絞られます。

ここで多くの人が陥る勘違いがあります。「経験年数さえ満たせば案件が取れる」という思い込みです。

実態は逆で、年数があっても実力が伴っていないエンジニアより、年数が少なくてもスキルを証明できる人の方が採用後に戦力になりやすい傾向があります。

経験年数より「スキルの証明」が評価される理由

クライアントが本当に見ているのは、「年数」ではなく「何ができるか」です。

スポーツに例えると、「5年練習してきました」より「この試合映像を見てください」の方が説得力がありますよね。エンジニアも同じです。

スキルを証明する手段は以下の3つです。

  • ポートフォリオ:実際に作ったものを見せる
  • GitHubのコード:コードの質・量・継続性が伝わる
  • 業務経歴書:どんな開発に携わり、何を担当したかを具体的に書く

この3つが揃っていれば、経験1〜2年でもエージェント経由で案件が取れる可能性は十分あります。

Zetto

年数より「証拠」を揃えることが先です。経歴書とポートフォリオが整っていれば、エージェントも案件を紹介しやすくなりますよ。

独立前に確認したいスキルチェックリスト

フリーランスに転向して後悔しないために、以下の項目をチェックしてみてください。

  • 担当した機能を、設計から実装まで1人でやり遂げた経験がある
  • コードレビューで指摘を受けたとき、理由を理解して修正できる
  • エラーが出たときに自力でデバッグできる(ログの読み方や調査手順がわかる)
  • GitHubでブランチ操作・PR(プルリクエスト)作成・マージを経験している
  • チームメンバーや上司と仕様の認識合わせをしながら開発した経験がある

全部Yesなら、フリーランス転向を本格的に考えていいと思います。3〜4個でも、残りの準備を進めながら動き出す選択肢はありますね。

Zetto

「経験が浅い」は主観的な言葉です。スキルチェックリストで客観的に把握する方がずっと正確ですよ。自分の感覚より、事実ベースで見ることをおすすめします。

経験浅くてもフリーランスエンジニアとして案件は取れる

経験浅い案件取得

結論から言うと、経験が浅くてもフリーランス案件は取れます。実際に僕がそうでした。

  • 実務1年6ヶ月でフリーランスに転身した実体験
  • 最初の案件はどんな種類・単価が現実的か
  • 案件獲得に必要な3つの準備

それぞれ詳しく解説します。

実務1年6ヶ月でフリーランスに転身した実体験

僕は会社員エンジニアとして約1年半のキャリアで、フリーランス転身しました。

転身のきっかけは「やりたい案件ができない」「残業を強制される」「精神的に消耗している」が重なったことです。

最初は派遣エンジニアとして案件を探していましたが、1ヶ月探しても見つからなくて。ダメ元でレバテックフリーランスに登録したら、2週間くらいで案件が決まったんですよね。月単価50万円・JavaのWeb開発案件でした。

会社員時代の手取りが約17万円だったので、初めての入金は衝撃的でした。「ほんとにこんなに大金もらえるんだ」と。あの感覚は今でも忘れられないですね。

僕が利用したレバテックフリーランスは下記リンクより公式サイトをチェックできるので、自身の市場価値を知りたい方はぜひ無料で相談してみてください。

フリーランスエンジニアとして独立するのに必要な経験年数については、以下の記事でも詳しく解説しています。独立前の判断材料として、あわせて読んでみてください。

最初の案件はどんな種類・単価が現実的か

経験が浅い段階で取れる案件の特徴を、正直にお伝えします。

案件の種類として現実的なのは以下の通りです。

  • 既存システムの改修・追加開発(新規開発より敷居が低い)
  • SES(System Engineering Service:客先常駐型の開発支援)形式の案件
  • 特定の言語・フレームワークに絞った専門性の高い案件

単価の目安は月30〜45万円あたりです。経験2年未満で月50万円以上を狙うのは、現実的ではないケースが多い傾向があります。

まず実績を積む段階と割り切ることが、長期的には有利です。

SESというと「搾取される」イメージを持つ方もいます。ただ、フリーランスとしてSES案件に入る場合は直接エージェント経由なので、中間マージンの構造は会社員のSESとは別物ですね。

Zetto

単価の目安を知っておくと、エージェントとの面談でも話がスムーズになります。最初から「50万は無理かも」と思って話すのか、「45万を目指しつつ交渉する」と思って話すのかで、心持ちが変わりますよ。

案件獲得に必要な3つの準備

案件を取るために、まず整えておきたい準備が3つあります。

  • 業務経歴書の整備:担当した機能・使用技術・規模・自分の貢献を具体的に書く
  • ポートフォリオの作成:1〜2個のアプリをGitHubに公開し、READMEを丁寧に書く
  • フリーランスエージェントへの登録:複数エージェントに並行登録して選択肢を広げる

この3つが揃った状態でエージェントに相談すると、紹介される案件の質と数が変わります。

逆に言えば、1つでも欠けた状態で相談に行くと、案件紹介が後回しになりやすいです。

Zetto

実際に僕がフリーランス転身したとき、正直「取れるか不安だった」のが本音です。でもエージェントに相談してみたら、思ったよりあっさり案件が見つかりました。市場は自分が思っているより、エンジニアを必要としているんですよね。

経験浅い段階で案件を取るための具体的な戦略5つ

初心者向け戦略5つ

ここからが本題です。案件を取るための5つの戦略を、3つの切り口から解説します。

  • ポートフォリオで実力を可視化する方法
  • フリーランスエージェントの選び方と活用法
  • 低単価案件で実績を積む戦略とその出口戦略

さっそく見ていきましょう。

ポートフォリオで実力を可視化する方法

ポートフォリオは、経験の浅いエンジニアにとって最強の武器です。実績がないなら、作ればいいんですよね。

ただし、ポートフォリオにも「案件獲得につながるもの」と「ならないもの」があります。差が出るポイントは以下の通りです。

  • チュートリアルのコピーはNG:「ToDoアプリを写経しました」は評価されにくい
  • 実用性のあるテーマを選ぶ:「自分が使いたい」「現場でも使えそう」なアプリを作る
  • READMEを丁寧に書く:技術選定の理由・工夫した点・今後の改善予定を書く
  • デプロイまで完了させる:URLでアクセスできる状態にする(VercelやRenderなど)

フリーランス案件では、GitHubのURLと業務経歴書をセットで提出することが多いです。

コードの量より「なぜこの実装を選んだか」が読み取れるポートフォリオが評価される傾向があります。

ポートフォリオの作り方を一から丁寧に解説している記事があります。何を作ればいいか迷っている方はあわせて読んでみてください。

Zetto

ポートフォリオは「作った証拠」より「考えた証拠」を見せるものだと感じています。コードが動くのは当然で、その背後にある設計の意図が伝わるかどうかが差になりますよ。

フリーランスエージェントの選び方と活用法

経験が浅いうちほど、エージェントをうまく使うことが重要です。

フリーランスエンジニア向けのエージェントはいくつかありますが、経験が浅い段階では案件数が多くサポートが手厚いエージェントを選ぶことが大切です。

経験が浅い段階での活用法として、3つのポイントを意識してください。

  • 複数エージェントに同時登録する:案件を比較でき、選択肢が広がる
  • 面談で正直に話す:スキルを盛りすぎると案件に入ってから詰まる。正直な方が長続きする
  • 希望条件を絞りすぎない:最初はフルリモートにこだわりすぎず、まず実績を作ることを優先する

僕が転身したときはレバテックフリーランス1社だけで動きました。今なら複数エージェントに登録して比較することをおすすめします。

低単価案件で実績を積む戦略とその出口戦略

経験が浅い段階では、単価より実績を優先する判断が重要です。

月35〜40万円の案件に入って6ヶ月〜1年実績を積んだ後、単価交渉または案件切り替えを行う。これが現実的な流れですね。

ただし「低単価に甘えすぎる」のは避けたいところです。実績が積まれたら、出口戦略を明確に持っておくことが大切です。

出口戦略として意識しておきたいのは以下の通りです。

  • 3〜6ヶ月後:エージェントに単価交渉を依頼する(エージェントが代わりに動いてくれることが多い)
  • 6ヶ月〜1年後:スキルが向上したタイミングで案件を切り替える
  • スキルの棚卸しを定期的に行う:次の案件に活かせる経験を積めているか確認する

実際に僕は、一度だけ意図的に2週間待機して、スキルアップできる規模の大きい案件を選んだことがあります。焦って希望条件ではない案件に飛びつくより、少し待っていい案件を選ぶのも時には得策ですね。

Zetto

低単価は「スタート地点」であって「ゴール」じゃないです。最初から高単価を狙いすぎて案件に入れないより、まず実績を積んでから単価を上げる方が合理的だと感じています。

フリーランスエンジニアに必要なスキルの全体像については、以下の記事でまとめています。案件選びの参考にしてみてください。

経験浅い時期に差をつける知識とNG行動

経験浅い時の差別化

案件を取るための戦略と並行して、「やってはいけないこと」と「知っておくと差がつくこと」も押さえておきましょう。

  • やってはいけないNG行動3つ
  • 資格は案件獲得に効くのか?正直な答え
  • 「動いていい」と判断するタイミングと基準

詳しく掘り下げていきます。

やってはいけないNG行動3つ

経験が浅い段階でやりがちな、避けるべき行動が3つあります。

  • スキルを盛って応募する:案件に入ってから詰まり、信用を失うリスクがある。正直な経歴書の方が長続きする
  • フリーランスを副業の延長で考える:フリーランスは個人事業主。契約・請求・税務は自分で管理する意識が必要
  • 準備が100%になるまで動かない:完璧な状態を待ち続けると、いつまでも動けない。「動ける基準」を決めて動く

特に「スキルを盛る」は短期的には通じても、案件中に実力不足が露呈すると打ち切りになるリスクがあります。

エージェントの信頼も失うので、正直に話す方が結果的には得策です。

資格は案件獲得に効くのか?正直な答え

資格は「あったら有利」ですが、「なければ無理」ではありません。

フリーランス案件の採用基準における資格の位置づけは、「スキルの証明を補助するもの」です。

ポートフォリオや業務経歴書の方が直接的に評価される傾向があります。

ただし、Java SilverやJava Goldのような言語の基礎・応用を証明できる資格は、経験の浅さをカバーする材料になります。

僕自身、フリーランス転身後にJava Goldを取得しました。なくても案件は取れたと思いますが、あった方が評価の加点にはなっていると感じています。

Zetto

資格はあくまで補助ツールです。スキルのないまま資格だけ取っても案件は取れないです。逆にスキルがあれば、資格がなくても案件には入れます。両方揃えば、交渉がしやすくなるという感じですね。

フリーランスエンジニアにおすすめの資格については、以下の記事で詳しく解説しています。どれから取るか迷っている方はあわせて読んでみてください。

「動いていい」と判断するタイミングと基準

「いつ動けばいいかわからない」という悩みは、多くの人が持っています。

完璧な準備が整うまで動かない、は危険です。エンジニアスキルは現場でしか伸びない部分が大きいので、ある程度の状態で動き出すことが重要です。

動いていいと判断できる基準を3つ示します。

  • 担当した機能を「自分が何をやったか」言葉で説明できる状態になっている
  • GitHubにコードを公開できる状態のポートフォリオが1つある
  • 貯金が最低3ヶ月分の生活費として確保できている

この3つが揃ったら、エージェントに相談してみるタイミングです。

登録して面談するだけなら無料ですし、案件がなければ現職を続ければいいだけです。動いてみてから判断する方が、情報が増えますね。

Zetto

僕が転身したとき、貯金は100万円未満でした。余裕があったわけじゃなかったけど「自分ならできる」という感覚を信じて動きました。あの判断は正解でしたね。準備が整う前に動くことで、現場で一気に成長できました。

フリーランス転向に関するよくある質問

フリーランス転向FAQ

よくある質問と回答をまとめました。

  • 実務経験1年未満でもフリーランスになれますか?
  • 経験浅い状態での単価はいくらが現実的ですか?
  • 副業とフリーランス独立、どちらを先にすべきですか?

実務経験1年未満でもフリーランスになれますか?

可能性はゼロではありませんが、現実的には難しいのが正直なところです。

実務1年未満だと、エージェント経由で紹介できる案件が極端に限られます。

多くのエージェントが「実務2年以上」を最低ラインの目安にしている傾向があります。

ただし、以下の条件が揃っている場合は例外になることがあります。

  • 特定の技術スタックで高いスキルがある(例:Reactで個人開発アプリをリリース済みなど)
  • 知人や前職のつながりから案件を紹介してもらえる
  • 副業で既にクライアント実績がある

1年未満のうちに無理にフリーランス転向するより、もう半年〜1年実績を積んでから動く方が、案件の選択肢も単価も上がります。

焦らず積み上げる方が結果的に早い場合が多いですね。

経験浅い状態での単価はいくらが現実的ですか?

実務経験1〜2年の段階では、月単価40〜50万円が現実的な目安です。

エージェントの案件一覧を見ると、経験2年未満向けの案件は月40〜50万円あたりが多い印象です。

50万円以上の案件は「即戦力」や「特定スキルの深い経験」を求めていることが多く、経験の浅い段階では難しいケースがほとんどです。

ただし単価は交渉次第で変わります。スキルを証明できれば、エージェントが代わりに交渉してくれることも多いです。

最初から高単価を狙いすぎて案件が取れないより、現実的な単価で実績を積む方が長期的には有利ですね。

副業とフリーランス独立、どちらを先にすべきですか?

収入面のリスクを抑えるなら、副業から始める方が安心です。

ただし、副業と独立では「案件の種類・単価・クライアントとの関係性」がかなり違います。副業で低単価の案件をこなすことが、フリーランス独立の練習になるかというと、必ずしもそうではありません。

状況に合わせた判断の目安として、以下が参考になります。

  • リスクを取りにくい・現職が安定している:副業で実績を積みながら様子を見る
  • 今の職場に不満があり・スキルに自信がある:エージェントへの相談から始める
  • 貯金が少ない・生活費がかかる:副業で月10〜20万円の実績を作ってから独立を検討する

どちらが正解かは状況次第です。「まずエージェントに相談してみる」というアクションを取ると、自分の市場価値が客観的にわかりますよ。

Zetto

「副業か独立か」より、「まず自分の市場価値を知ること」が先だと感じています。エージェントに話を聞いてもらうだけでも、だいぶ視野が変わりますよ。

経験が浅くても、準備と戦略があれば動き出せる

準備と戦略で始動

この記事では、フリーランスエンジニアとして経験が浅い段階でも案件を取るための戦略を解説しました。

重要なポイントをまとめます。

  • 「経験浅い」の基準は主観ではなく、スキルチェックリストで客観的に把握する
  • ポートフォリオ・業務経歴書・エージェント登録の3つを整えれば動ける
  • 最初の案件は単価より実績を優先し、出口戦略を持って積み上げていく
  • スキルを盛ること・準備が100%になるまで動かないことは避ける
  • 「動いていい基準」の3点が揃ったらエージェントに相談してみる

経験が浅いことはスタートの制約にはなりますが、準備と戦略次第でその壁は越えられます。

Mirai

戦略的に動けば、経験が浅くてもフリーランスになれるんだね!

Zetto

最初から完璧じゃなくていいので、まずエージェントに相談してみるところから始めてみてね。動いてみてから見えてくることの方が多いですよ!

フリーランス転身の全体像をステップごとに把握したい方は、以下のロードマップ記事もあわせて読んでみてください。転身の流れがわかると、次のアクションが明確になりますよ。

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