カメラ初心者や旅行好きにオススメのミラーレス一眼カメラ、SONY α6000を3年間使用して感じた良いところと悪いところを紹介する

2020年9月24日

こんにちは、Kiyoです。

今日はソニーのミラーレス一眼カメラ、α6000の紹介をします。

α6000

α6000は2014年に発売され、2019年現在でも家電量販店で発売されるエントリーモデルのミラーレス一眼カメラとなります。

2014年発売という事でやや型落ち感もありますが、最新機種に劣らない性能を発揮してくれます。

私はα6000を購入して3年ほど使用していますが、現在でも旅行に持っていくのはこのカメラです。

今日はこのα6000のいいところ、悪いところをお伝えできればと思います。

ぜひ購入を検討されているかたの参考になればと思います。

α6000のいいところ

軽くコンパクト

α6000の良いところはまずコンパクトで軽量な事です。

旅行に持っていくカメラが大きくて重いのは嫌ですものね。

ただ、コンパクトではありますが、搭載するセンサーはAPS-Cサイズのセンサーを搭載するため、解像度も申し分ありません

コンパクトながら、グリップ感は悪くありませんが、手が大きい人にはやや小さく感じるかも知れません。

α6000
α6000

 

充実した機能面

電子ビューファインダーも搭載するため、太陽光が強く背面液晶が見づらい様な野外の撮影でもバッチリ画角を確認して撮影することが可能です。

α6000電子ビューファインダー

α6000は廉価ながら可動式液晶となります。ハイアングル撮影やローアングル撮影に便利です。ただ、可動域は限定的なので自分撮りには使用できません

α6000

α6000バリアングル液晶

 

α6000のセールスポイントは、当時世界最速連続撮影であった、秒間11枚にも及ぶ高速連写です。
ただ、SDカードの書き込み性能が悪いと、連続撮影後書き込み完了まで次の撮影を行うことが出来ませんので注意が必要です。

α6000は内蔵式のフラッシュも備えます。光量はあまり強くはありませんが、普通に利用できます。

稼働するので、やや無理矢理ではありますが、天井バウンス撮影も出来なくはありません

α6000内蔵フラッシュ
α6000内蔵フラッシュ 天井バウンス

マイクは前面に搭載されています。そこそこの音質で録音できますが、ハイクオリティではありません。また、むき出しなので野外では風切り音が入ります。

NFCでのスマホ連携やWiFiでのスマホへの写真転送なども可能なので撮影した写真を直ぐにSNSにシェアできます。

α6000のイマイチなところ

ここまでα6000の良い所を紹介しましたが、3年も使用しているとイマイチなポイントも浮かび上がってきます。

AF性能が最新機種に比べ劣る

α6000のイマイチなところは、オートフォーカス性能がイマイチなところです。

特に暗所ではピントを決めるまでに時間が掛かったり迷ったりします。

これはどのカメラにも共通する部分ではありますが、最新機種に比べるとやや弱いポイントかと思います。

レンズの選択肢が少ない

また、レンズの種類もキャノンやニコンに比べるとややラインナップが貧弱です。ミラーレス一眼用のEマウントサイズのレンズはサードパーティ製のものを含めてもまだまだ種類が少なく、選択肢は多くありません。

拡張性の低さ

拡張性も良くはありません。HDMI出力端子はありますが、マイク入力端子などは無く、外部マイクを利用したい場合はソニーの純正品を使用することになります。

暗所性能の低さ

暗所性能は他社のエントリークラスの一眼カメラに比べやや劣ります。

具体的には好感度性能が悪いです。ISO感度3200以上ですとノイズが気になります。

これは画像処理エンジンが発売日が古いことからやや古いことに起因するのかと思います。

 

以上、α6000の良いところ、悪いところを述べさせて頂きました。

まとめ

纏めますと、α6000は、コンパクトかつ廉価で、そこそこの性能を備え、またフラッシュや電子ビューファインダーなど基本的な機能を搭載したコストパフォマンスに優れるカメラであるという事です。
やや古くなりつつありますが、基本的に必要なスペックは備えていますので、安価なこのα6000でカメラデビューして、物足りなくなったら上位のカメラにシフトするのもアリかと思います。

カメラ初心者の方でも簡単な操作で綺麗な写真を撮ることができる、非常にオススメのカメラです。

購入リンク

初心者の方には標準ズームレンズキットをオススメします。

標準ズームレンズは使いやすい画角のレンズなので、初心者の方が使うにはおすすめです。

レンズキットの標準ズームレンズが物足りなくなってきたら、単焦点レンズなどの交換レンズを使用してみるとカメラの楽しみが一層広がると思います。

今度は私が使用するオススメの単焦点レンズを紹介します。

 

作例

α6000を使用して撮影した写真の作例を最後に紹介します。

レンズは、単焦点レンズのSEL35F18というレンズを使用しています。

まずは風景写真です。
ƒ/4 1/160 35 mm ISO 160

続いてやや寄りでの撮影です。
細かいところまで綺麗に描画出来ているかと思います。

ƒ/4 1/160 35 mm ISO 250

続いて暗所での撮影です。
使用したレンズは標準ズームレンズキットの標準ズームレンズです。
ISO感度3200ですとややディテールが潰れ始めます。

ƒ/5.6 1/160 50 mm ISO 3200