未経験でエンジニアの面接を受けるんだけど、何を聞かれるんだろう…。うまく話せる自信がないな。
今回は未経験エンジニアの面接対策を丸ごと解説するよ!質問の回答例から、印象のいい話し方まで網羅するね。

現役エンジニアのZettoです。未経験から中小IT企業へ転職し、実務経験1年半でフリーランスに転身しました。転職活動では複数社の面接を経験し、現在は開発案件を担当しています。
【保有資格】Oracle認定 Java Gold / SEO検定全級 / WEBライティング実務士
未経験エンジニアの面接は、準備次第で結果が大きく変わります。
この記事では、未経験エンジニアの面接でよく聞かれる頻出質問と具体的な回答例に加え、面接官に好印象を与える話し方・視線・声のトーンといった実践テクニックまで解説します。
ぜひ参考にしてみてください!
未経験エンジニア転職の面接で企業が本当に見ているポイント

面接官って、どんな基準で評価しているんだろう?技術的なことを聞かれたら答えられるか不安…。
ポテンシャル採用が基本だから、技術力よりも「伸びそうかどうか」を見ているよ。まずそこを理解しておこう!
面接官が確認したい5つの評価基準
未経験エンジニアの面接では、技術力よりも「この人は伸びるか?」という視点で評価されます。
具体的には、以下の5つが見られています。
- 学習意欲・継続力:プログラミングを継続して学んできた証拠があるか
- 論理的思考力:問題を整理して筋道を立てて話せるか
- 素直さ・成長率:フィードバックを受け入れて改善できるか
- コミュニケーション能力:チームで働けるか、報連相ができるか
- 入社後のビジョン:どうなりたいかが明確か
僕が転職活動を経験した際に感じたのは、「プログラミングが好きかどうか」よりも「困難に直面したときにどう行動するか」を深掘りされることが多かった点です。
応募した企業でも、「エラーが出たときどうやって解決するか」という質問が何度か出ましたね。
未経験エンジニアはポテンシャル採用が基本
未経験採用の本質は、ポテンシャル採用です。
重要なのは「半年後・1年後に活躍できる人材かどうか」を伝えることです。技術は入社後に現場で伸ばせる、と多くの企業が前提として考えています。
だからこそ、学習姿勢と成長意欲を面接全体を通じて伝えることが内定への近道です。
未経験エンジニアの面接はポテンシャル採用が基本。学習継続力・論理的思考力・成長意欲を伝えることが重要ですよ。
【頻出質問と回答例】未経験エンジニア面接で押さえるべき質問

どんな質問が来ることが多いの?事前に準備しておきたい!
よく出る質問はパターンが決まっているよ。回答例を参考に、自分の言葉で言えるように練習してみてね!
① 志望動機・エンジニアを目指した理由
面接の中で最も重要な質問です。具体的なきっかけと、エンジニアになった先のビジョンがセットで伝わることが理想です。
回答例
「Progateでプログラミングを始めて、自分が書いたコードがブラウザに表示されたときに純粋に感動しました。その後、TODOアプリを自分で作れるところまで学習を続け、ものづくりの楽しさを仕事にしたいと思い転職を決意しました。」
ポイント
- きっかけが具体的
- 学習が実際の行動として現れている
- 入社後のビジョンにつなげている
「Progateで初めてコードを書いた」「アプリが動いた瞬間に感動した」というのは、多くの未経験者が共感できる自然なきっかけですね。
② 転職理由・前職を辞めた理由
ネガティブな理由はポジティブな動機に言い換えるのが基本です。
回答例
「前職では事務職として働いていましたが、専門的なスキルを身につけて自分の市場価値を高めたいという気持ちが強くなりました。手に職をつけることで長期的なキャリアを築いていきたいと考え、プログラミングの学習を始めてエンジニアへの転職を決意しました。」
「年収を上げたかった」「将来が不安だった」という本音は、「専門スキルで自分の価値を高めたかった」という前向きな言葉に言い換えられます。
③ 自己PR・強みと弱み
強みは「エンジニアの仕事に活きる強み」を選ぶのがコツです。
強みの回答例
「課題に対して粘り強く取り組む力が強みです。プログラミング学習でわからない部分にぶつかっても、自分で調べ続けることでひとつひとつ乗り越えてきました。現場でもエラーや壁に向き合いながら解決策を探し続けられると思います。」
弱みの回答例
「じっくり考えすぎてしまう部分があります。学習中に理解を深めようとするあまり、次へ進むのに時間がかかることがありました。今は『70%理解したら次へ進む』を意識して、スピードと理解のバランスを取るようにしています。」
弱みを話す際は、改善のための行動を必ずセットにするのがポイントです。
④ 現在の学習状況・ポートフォリオについて
ポートフォリオの説明は「作った機能」だけでなく、設計の意図や詰まった経験を語れるかが評価されます。
回答例
「ProgateでHTMLとCSS・Rubyの基礎を学んだ後、Ruby on RailsでTODOアプリを作成しました。CRUD機能の実装まで一通り行い、GitHubにコードを公開しています。詰まったのは画面遷移のルーティング設定で、公式ドキュメントを読みながら自力で解決しました。」
面接官は「なぜその技術を選んだか」「詰まった点をどう解決したか」まで聞いてくることが多いです。自分のポートフォリオを声に出して説明する練習をしておくと安心ですね。
ポートフォリオで何を作ればいいか迷っている方は、転職に必要なスキルをまとめた記事も参考にしてみてください。

⑤ 技術質問への答え方(基礎知識・学習中の技術)
変数・関数・クラス・APIなど基本的な技術用語は、自分の言葉で説明できるように準備しておきましょう。「〇〇を説明してください」という質問は頻繁に出ますね。
もし知らない技術を聞かれた場合は、知っている概念と関連づけながら答えると印象がよくなります。
回答例
「まだ深く学べていない部分ですが、〇〇に近い概念かなと理解しています。入社後に優先してキャッチアップしていきたいと思います。」
すべての技術を知っている必要はないです。「わからないときに自分で調べて解決しようとする姿勢」を伝えることが大切なんですよね。
独学で技術の不安が残っている方は、転職支援付きのプログラミングスクールを活用するのもひとつの選択肢です。面接対策までサポートしてくれるスクールもありますよ。

⑥ キャリアプランと入社後の目標
短期・中期でのビジョンを語れると、成長イメージが明確な人という印象を与えられます。
キャリアプランの回答は、受ける会社の形態によって内容を変えることが重要です。自社開発・受託開発・SESでは、企業が求める人物像が異なるので、それぞれに合わせて話す内容を調整しましょう。
自社開発企業への回答例
「入社後まず1年は、基礎的な実装スキルを身につけて一人でタスクをこなせるレベルになりたいです。3年後にはプロダクトの機能開発に主体的に関われるエンジニアを目指し、最終的には自社サービスを設計から実装まで担えるような存在になりたいと考えています。」
自社開発企業では「プロダクトへの愛着」や「長期的にサービスを育てていきたい」という姿勢が評価されやすいです。「御社のサービスが好きで」「ユーザーに価値を届けたくて」という言葉を自然に盛り込めると説得力が増しますね。
受託開発企業への回答例
「入社後まず1年は、さまざまな案件を通じて幅広い技術に慣れていきたいです。3年後にはお客様の要件を正確に理解して実装まで一人で完結できるエンジニアを目指し、最終的にはプロジェクトリーダーとして案件全体を管理できる存在になりたいと考えています。」
受託開発では「多様な案件をこなせる対応力」と「クライアントとのコミュニケーション力」が重視されます。「さまざまな業界のシステムに携わりたい」「技術の幅を広げたい」という言葉が刺さりやすいですね。
SES企業への回答例
「入社後まず1年は、現場でさまざまな技術や開発スタイルを吸収してスキルの土台を固めたいです。3年後には特定の技術領域でしっかり貢献できる専門性を身につけ、最終的にはより上流の工程にも関われるエンジニアを目指したいと考えています。」
SES企業では「現場適応力」と「自走できるかどうか」が重要です。「早く現場に慣れて貢献したい」「自分で課題を解決できるエンジニアになりたい」という言葉を意識して入れると好印象につながります。
どの形態も共通して「1年後の具体的なイメージ」を持っていることが大事です。「とりあえずエンジニアになれれば」という雰囲気が出ると、どの企業でも印象が下がりやすいですね。
自社開発・受託・SESのどれを選ぶべきか迷っている方は、会社選びのポイントをまとめた記事が参考になると思います。

この章のまとめ:頻出質問は志望動機・転職理由・自己PR・学習状況・技術質問・キャリアプランが中心です。具体的なエピソードと学習姿勢をセットで伝えることが高評価につながります。
面接で差がつく!好印象を与える話し方・表情・態度のテクニック

回答の内容は準備できたけど、当日の話し方とか態度って何か気をつけることある?
めっちゃ大事!内容が良くても話し方で印象が変わることがあるから、ぜひ押さえておいてほしいね。
内容の準備と同じくらい、当日の「伝え方」は評価に大きく影響します。話す内容が良くても、話し方や表情で印象が左右されることは珍しくないんですよね。
話す速度と声のトーン
面接で緊張すると、無意識に話すスピードが速くなります。意識的にゆっくり話すことが、落ち着きと自信のある印象につながります。
意識するポイント
- 早口にならないよう意識する
- 重要なポイントは少し間を置いてから話す
- 語尾まではっきり発音する(「〜だと思いますが…」と語尾が消えないように)
- 声の大きさは面接官にしっかり届くくらいを基準にする
特に語尾が曖昧になりやすい人は、「〜と考えています」「〜だと思います」と言い切る形に変えるだけで、印象がぐっと変わります。
視線の使い方
視線はコミュニケーション能力の印象に直結します。
基本の視線ルール
- 話しているときは面接官の目か、目と鼻の中間あたりを見る
- 複数の面接官がいる場合は、話しかけられた人をメインに、全員に少しずつ視線を向ける
- 考えるときは少し視線を外してOK。ただし完全に目を逸らし続けるのは避ける
- メモを読み上げる形になると暗記感が出やすいので、事前に自分の言葉で話せるようにしておく
目を見て話すのが苦手な場合は、眉間や鼻の付け根あたりを見るといいですよ。相手からは目を見ているように見えます。
笑顔・表情の使い方
表情は「この人と一緒に働きたいか」を左右します。エンジニアはチームで開発するので、コミュニケーションのしやすさも評価されるんですよね。
表情で意識すること
- 自己紹介や挨拶のタイミングは意識的に少し笑顔を作る
- 面接官の話を聞くときは、うなずきながら「聞いています」を表情で伝える
- 真剣な話題では真剣な表情に切り替える。笑顔がいつも正解というわけではない
- 緊張しているときほど口角を少し上げるだけで印象がやわらかくなる
姿勢と態度
姿勢は「自信」と「誠実さ」の印象につながります。
姿勢で意識すること
- 背筋を伸ばして椅子に座る(背もたれに寄りかかりすぎない)
- 手は膝の上に自然に置く
- 頷きながら話を聞く習慣をつける
- 質問を受けたら少し考えてから答えてOK。「少し考えてもよいですか?」と一言添えると丁寧な印象になる
面接の実践練習方法
テクニックは知識として知っているだけでは身につきません。実際に声に出して練習することが重要です。
おすすめの練習方法
- 鏡の前で表情・姿勢を確認しながら話す練習をする
- スマホで自分を撮影して話し方をチェックする
- 転職エージェントや知人に模擬面接を依頼する
- 回答を暗記するのではなく、自分の言葉で話せるまで繰り返し練習する
ゆっくり明確に話す・視線は面接官へ・笑顔と真剣な表情を場面で使い分ける・姿勢を正すことが好印象の基本です。内容の準備と合わせて、話し方の練習も必ずやっておきましょう。
面接でなかなか通過できないと感じている方は、受からない原因を具体的にまとめた記事も合わせて読んでみてください。

内定率が上がる逆質問の作り方

逆質問って何を聞けばいいかわからなくて毎回困ってる…。
逆質問は最後のアピールチャンスだよ。しっかり準備しておくと、印象がぐっと上がるね!
評価される逆質問の2つの型
逆質問の3つの型をご紹介します。
型①:成長意欲を見せる逆質問
「入社後、早期にチームへ貢献できるようになるために、入社前に準備しておくべきことはありますか?」
成長意欲を見せる逆質問は、僕もよくしていましたね。
型②:配属後のイメージを深める逆質問
「入社後、最初の3ヶ月はどのような業務から担当することが多いですか?」
これらは「準備してきた」「入社後をしっかり考えている」という印象を与えます。最低でも2〜3個は用意しておくと安心ですね。
印象が下がりやすい逆質問
以下の逆質問はタイミングや聞き方に注意が必要なものです。
- 「残業はどのくらいありますか?」(初回面接では働き方より意欲を見せるほうが自然)
- 「給与はどのくらい上がりますか?」(初回面接には合わないタイミング)
- 「特にないです。」(準備不足=志望度が低い印象につながりやすい)
- ホームページを見ればわかる内容を質問する(企業研究が浅い印象になる)
逆質問は最後のアピールチャンスです。成長意欲・企業理解・入社後のビジョンを示す質問を2〜3個準備しておきましょう。
未経験エンジニア転職の面接に関するよくある質問【FAQ】

よくある質問についてもまとめました。
Q1. 未経験でポートフォリオなしでも面接を受けられますか?
面接自体は受けられますが、ポートフォリオがあると内定率が大きく変わります。
採用担当者はポートフォリオを通じて「本当に学習しているか」「自走できるか」を判断します。完成度よりも「自分で作った」という事実が重要なので、シンプルなTODOアプリや自己紹介サイトでも十分です。
ひとつでも成果物を作ってから転職活動に進むことをおすすめします。
Q2. 文系・異業種からでも受かる準備期間はどのくらいですか?
目安は6ヶ月〜1年です。
- 3〜6ヶ月:プログラミング基礎 + ポートフォリオ作成
- 6ヶ月〜:転職活動開始(書類・面接対策)
1日1〜2時間の学習であれば6ヶ月〜1年、1日3時間以上確保できるなら3〜6ヶ月でも転職活動に進めます。僕自身はスクール受講後、約5ヶ月で転職を決めました。メンターに質問しながら進められたのが大きかったですね。
Q3. 面接に落ち続けるときに見直すべきことは何ですか?
「どの段階で落ちているか」によって対策が変わります。
- 書類選考で落ちている場合:ポートフォリオの質・職務経歴書の内容を見直す
- 一次面接で落ちている場合:志望動機・自己PRの具体性を磨く
- 最終面接で落ちている場合:キャリアビジョンの明確さ・企業理解の深さを高める
面接後に「どの質問でうまく答えられなかったか」を振り返る習慣をつけると、次の面接に活かしやすくなります。
さいごに:未経験エンジニア転職の面接で内定をつかむために

未経験エンジニアの面接対策を解説しました。
まとめると以下の通りです。
- 未経験面接はポテンシャル採用が基本。技術力より学習意欲と成長姿勢を伝える
- 頻出質問は志望動機・転職理由・自己PR・学習状況・キャリアプランが中心
- 回答は「具体的なエピソード + 学習姿勢」のセットで伝える
- 話し方・視線・笑顔・姿勢の準備も内容の準備と同じくらい大切
- 逆質問は成長意欲・企業理解・入社後のビジョンを示す質問を2〜3個用意しておく
面接は準備と練習の量が結果に直結します。回答例を参考にしながら、自分の言葉で話せるように声に出して練習することが大切ですね。
プログラミングスクールや転職エージェントの模擬面接を活用すると、第三者のフィードバックをもらえるのでおすすめですよ。
エンジニア転職の全体的な流れを把握したい方は、未経験からの最短ロードマップを解説した記事も参考になるかなと思います。

質問への答え方と、話し方や表情管理も準備してみる!
内容と伝え方、両方磨いて面接に挑んでみてね!応援してるよ!