未経験でもエンジニアに転職できるって聞いたけど、転職サイトやエージェントが多すぎてどれを選べばいいのかわからない…
転職サービス選びは「未経験者向けかどうか」が最優先ですね。サービスによっては実務経験者向けで、未経験者が登録しても求人紹介を断られるケースもあるので、最初から使い分けを意識すると失敗が減りますよ。
この記事では、未経験エンジニアにおすすめの転職サービスと、後悔しない選び方を解説します。

本記事の専門性
現役エンジニアのZettoです。販売職から未経験でエンジニアに転職し、実務1年半でフリーランスエンジニアとして独立した経験を持っています。
この記事を読めば、未経験エンジニアにおすすめの転職サービス・選び方の基準・転職後まで一通り理解できます。
ぜひ参考にしてみてください。
転職サービスを選ぶ前に整理したい基礎知識

まずは転職サービスの基本的な仕組みを解説します。
- 転職サイトと転職エージェントの違い
- 未経験者が転職サービスを選ぶ3つの基準
- 複数登録をすすめる理由
それぞれ確認していきましょう。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サービスには大きく「転職サイト」と「転職エージェント」の2種類があります。
- 転職サイト:求人を自分で検索して応募するスタイルです。自分のペースで動きたい人に向いています。
- 転職エージェント:担当者がついて、求人紹介・書類添削・面接対策まで一括でサポートしてくれるサービスです。無料で使えます。
未経験からエンジニア転職を目指す場合は、転職エージェントのほうが圧倒的に使いやすいです。
面接で何を話せばいいか、ポートフォリオをどう評価してもらうかなど、一人では判断しにくいポイントをプロに相談できるからです。
未経験者が転職サービスを選ぶ3つの基準
結論として、未経験者が転職サービスを選ぶ際に見るべきポイントは3つです。
- 未経験歓迎求人を多く持っているか:エンジニア特化の大手サービスでも、未経験者向け求人がごく少数のケースがあります
- 担当者が IT業界に詳しいか:キャリアアドバイザーがIT業界を熟知していないと、求人のミスマッチが起きやすくなります
- 求職者のサポートが手厚いか:書類添削・面接対策・内定後フォローまで対応しているかを確認します
サービス名だけで選ぶと痛い目を見るので、「未経験者向けかどうか」を事前に確認しましょう。
複数登録をすすめる理由
転職サービスは1社だけに絞るのではなく、2〜3社に並行登録するのがおすすめです。
理由は次の3点にあります。
- 各サービスで取り扱い求人が異なるため、選択肢が広がる
- 担当者との相性が合わないとき、すぐに別のサービスに切り替えられる
- 複数の担当者から意見をもらうことで、自分の市場価値が客観的にわかる
ただし、4社以上に登録すると連絡や対応の管理が大変になります。
最初は2〜3社に絞って動くのが現実的かなと。
転職サービス選びは長期戦になることもありますから、無理なく続けられるサービス数から始めるのが大切ですね。

未経験エンジニアにおすすめの転職サービス8選

ここからは、未経験エンジニアにおすすめの転職サービスを8つ紹介します。
| サービス名 | 種別 | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|---|
| レバテックキャリア | エージェント | IT特化、担当者全員IT出身 | 公式サイト |
| マイナビIT AGENT | エージェント | 大手グループ、非公開求人が豊富 | 公式サイト |
| doda | エージェント+サイト | 総合型、求人数が業界トップ級 | 公式サイト |
| Green | スカウト型サイト | IT特化、カジュアル面談から始められる | 公式サイト |
| Wantedly | スカウト型サイト | スタートアップ・ベンチャー中心 | 公式サイト |
| Indeed | 求人検索エンジン | 無料掲載求人が多く幅広い | 公式サイト |
| キャリアチケット | エージェント | 20代向け、業種横断でキャリア相談可 | 公式サイト |
| リクルートエージェント | エージェント | 国内最大手、求人数は業界No.1 | 公式サイト |
各サービスの特徴とおすすめな人を解説します。
レバテックキャリア

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | レバテック株式会社 |
| 種別 | IT特化型転職エージェント |
| 対象 | IT・Web系エンジニア(実務経験浅い方OK求人あり) |
| 対応エリア | 全国(首都圏・関西圏中心) |
| 公式サイト | レバテックキャリア |
レバテックキャリアは、IT・Web系エンジニアに特化した転職エージェントです。
IT業界経験者向けという印象が強いサービスですが、「実務経験が浅い方OK」の求人も保有しています。担当アドバイザーが全員IT業界出身者で構成されており、エンジニアの視点から的確なアドバイスをもらえるのが強みですね。
未経験者よりも「プログラミングスクール卒業後に数ヶ月以上の学習経験がある」「基礎的なポートフォリオを作れている」段階の人に向いています。
スクールを卒業してある程度スキルが固まった段階で、より条件のいい求人を探したいときに活用するのがいいかなと。
マイナビIT AGENT

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 種別 | IT・Web系特化型転職エージェント |
| 対象 | 20代〜30代、未経験歓迎求人あり |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | マイナビIT AGENT |
マイナビIT AGENTは、大手マイナビグループが運営するIT・Web系に特化した転職エージェントです。
マイナビグループの強みは、企業との太いパイプです。中小・ベンチャー企業の非公開求人を多く持っており、未経験エンジニアでも応募できる企業を見つけやすいですね。
書類添削・面接対策・内定後のアフターフォローまで一貫してサポートしてもらえるので、転職活動に不安がある人でも安心して使えます。
担当者の対応の丁寧さに定評があり、特に20代の転職活動では使いやすいサービスのひとつです。未経験スタートの最初の1社として登録しておいて損はないかなと。
doda

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 種別 | 総合型転職エージェント+転職サイト |
| 対象 | 20代〜40代、幅広い職種・業種 |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | doda |
dodaは、IT・エンジニア系の求人も豊富に持つ総合型の大手転職エージェントです。
dodaは総合型転職サービスなので、IT専門特化ではない代わりに母数が非常に大きいです。
未経験歓迎・第二新卒歓迎求人も多く、
- SES
- 社内SE
- インフラ監視
- テスター
- ITサポート
- 初級開発
などの入口求人が豊富です。
特に、「まずIT業界に入る」というフェーズには強いです。
Green

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アトラエ |
| 種別 | IT特化型スカウト転職サイト |
| 対象 | IT・Web系エンジニア、ポートフォリオある方推奨 |
| 対応エリア | 全国(首都圏・関西圏中心) |
| 公式サイト | Green |
Greenは、IT・Web系に特化した転職サイトです。
エージェント型ではなく、求人を自分で探してカジュアル面談から始められるサービスです。スタートアップやWeb系企業の求人が豊富で、企業側からスカウトが来ることもあります。
未経験者には少しハードルが高い部分もありますが、ポートフォリオが充実している段階であれば、スカウトが届くこともあるんですよね。
転職エージェントと並行して使い、求人の幅を広げる目的で登録するのがおすすめです。
Wantedly

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ウォンテッドリー株式会社 |
| 種別 | ビジネスSNS型求人プラットフォーム |
| 対象 | スタートアップ・ベンチャー志望、20代〜30代中心 |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | Wantedly |
Wantedlyは、「給与よりもやりがいや仕事内容で選びたい」という人に向いた求人プラットフォームです。
スタートアップやベンチャー企業の求人が中心で、カジュアル面談から気軽に始められる点が特徴です。年収や条件の交渉はWantedly上では基本的に行わない設計になっているため、「まずは話を聞いてみたい」という段階で活用するのに向いていますね。
未経験エンジニアとしては、ポートフォリオや自己紹介をしっかり充実させることでスカウトが届きやすくなります。
成長環境に身を置きたい・裁量のある仕事をしたいという人に特に合っているかなと。
Indeed

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | Indeed Japan株式会社 |
| 種別 | 求人検索エンジン |
| 対象 | 全職種・全年代対応 |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | Indeed |
Indeedは、国内外の求人を横断的に検索できる求人検索エンジンです。
企業が直接掲載している求人も多く、エージェントを介さずに直接応募できるのが特徴です。未経験歓迎のエンジニア求人も相当数掲載されており、地方在住の方でも幅広い選択肢を探せます。
ただし、エージェント型サービスと違って書類添削や面接対策のサポートはないので、他のエージェント型サービスと並行して使い、求人情報の収集ツールとして活用するのがいいかなと。
特に「地方×未経験エンジニア」で求人を探したい場合には、選択肢が広がるのでおすすめです。
キャリアチケット

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
| 種別 | 20代・若手特化型転職エージェント |
| 対象 | 20代の若手・第二新卒・未経験者 |
| 対応エリア | 全国(首都圏中心) |
| 公式サイト | キャリアチケット |
キャリアチケットは、20代の若手・第二新卒・未経験者向けの転職エージェントです。
IT職種に限らず幅広い業種の求人を持っており、「エンジニアに転職したいが、どの職種が向いているかまだわからない」という段階の人でも相談に乗ってもらえます。一人ひとりのキャリア志向に合わせてカウンセリングを行い、求人紹介まで丁寧にサポートしてくれますね。
IT特化ではない分、エンジニア以外の選択肢も見比べながら考えたい人に向いているサービスです。
リクルートエージェント

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 種別 | 総合型転職エージェント(国内最大手) |
| 対象 | 全職種・全年代、IT・エンジニア系求人も豊富 |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | リクルートエージェント |
リクルートエージェントは、国内最大手の総合転職エージェントです。
IT・Webエンジニアの公開求人だけで数万件規模を保有し、非公開求人も含めると選択肢は膨大です。担当者のサポート品質はやや差があるという声もありますが、求人の量と企業との関係性は業界トップクラスですね。
転職市場全体の相場観や求人の動向を把握するために使うといいですね。
エンジニア転職後の現実を先に把握しておこう

転職してから「こんなはずじゃなかった」とならないために、入社前に知っておきたいことをまとめます。
- SES・受託・自社開発の違いを理解しておこう
- 転職後1年目に直面する現実
- 未経験転職からフリーランスへのキャリアパス
ひとつずつ見ていきましょう。
SES・受託・自社開発の違いを理解しておこう
エンジニアの働き方は会社によって大きく3種類に分かれます。
入社前にこの違いを理解していないと、思っていた業務内容と実態が全然違う…となりやすいです。
SES・受託・自社開発それぞれの特徴
3つの形態の違いを整理します。
- SES(システム・エンジニアリング・サービス):クライアント先に常駐し、技術サービスを提供する形態。未経験でも入社できる間口が広い。案件によってスキルの伸び方が大きく変わる
- 受託開発:クライアントから依頼を受けたシステムを自社で開発し、納品する形態。納期があるため、SESよりも採用基準がやや高い傾向がある
- 自社開発:自社サービスやプロダクトを自分たちで企画・開発・運用する形態。最もスキルが身につきやすいと言われるが、未経験者の採用枠は少ない
未経験者が最初に入りやすいのはSES企業です。ただし、担当する案件によって「ずっとサーバー監視だけ」という状況になるリスクもゼロではありません。
この辺りは面接時間が早すぎないか、入社後のイメージができそうかを判断軸にするといいですね。
未経験者が気をつけたい求人の見分け方
求人票で確認しておきたいポイントは次の3点です。
- 「開発業務がある」と明記されているか:監視・テスト・運用のみで開発ができない環境はスキルアップに時間がかかります
- 研修制度や教育体制が整っているか:実務未経験から戦力になるには一定の育成期間が必要です
- キャリアパスが明示されているか:入社後にどういったポジションを目指せるかが書かれている企業は比較的信頼できます
実際に友人のK君がSES企業に入り、開発をやりたいと伝えたにもかかわらず、2年間ずっとサーバー監視業務を続けることになったという話があります。
希望を伝えるだけでは動かない現場もあるため、入社前に確認しておくことが大切です。

転職後1年目に直面する現実
転職後1年目に直面する現実についてもお伝えします。
年収・待遇のリアルな数字
未経験エンジニアの転職直後の年収は、おおよそ280〜350万円が目安です。
僕自身が未経験で転職したときの年収は約280万円で、手取りにすると約17万円でした。前職の販売員と比べても大差はなく、「最初から稼げるわけではない」という前提で動いておくのが現実的です。
ただし、エンジニアとしての経験を積めば年収の伸びは早くなります。スキルと実績を積み上げた2〜3年目以降で400〜500万円台を目指せるケースが多いです。
スキルアップのペースと環境の差
1年目で実感することのひとつが、「環境によってスキルの伸び方が全然違う」という現実です。
- 良い環境:現場でコードを書く機会が多く、先輩から丁寧にレビューをもらえる
- 厳しい環境:開発に関われず、テストや資料作成が中心になる
SES企業の場合、担当する案件によってこの差が出やすいです。案件が合わないと感じたときに、営業担当にしっかり希望を伝えて動いてもらえるかどうかが鍵になります。
僕の場合も最初の現場ではコードをすらすら書けない時期があり、通勤電車の中でProgateをやり、帰宅後も毎日学習を続けることでなんとかスキルを積み上げていきました。
転職後にどの現場になるかは運もありますが、選んだ会社の教育体制と案件の多様さはある程度事前に確認できます。面接のときに遠慮なく聞いてみるのがいいですね。
未経験転職からフリーランスへのキャリアパス
「将来はフリーランスも考えている」という方向けに、転職後のキャリアの流れをざっくり紹介します。
未経験→会社員エンジニア→フリーランスというルートは珍しくなく、実際に僕も同じルートを歩みました。
目安として、実務経験が最低でも2〜3年あると、フリーランスとして案件を獲得しやすくなります。スキルと実績が伴っていれば、月単価50万円前後からスタートするケースが多いです。
フリーランス転身を視野に入れているなら、会社員のうちに以下の3点を意識して動いておくといいかなと。
- 特定の言語・フレームワークで実務経験を積む
- GitHubや技術ブログで実績を可視化する
- フリーランスエージェントへ事前に相談しておく

よくある質問

よくある質問と回答をまとめました。
- 未経験からエンジニアへの転職は本当にできるのか?
- プログラミングスクールに通わないと転職は難しいか?
- 転職活動にかかる期間と費用の目安は?
未経験からエンジニアへの転職は本当にできるのか?
できます。
ただし「未経験だから誰でも簡単に転職できる」とも言えないのが正直なところです。採用企業が未経験者に求めているのは「即戦力」ではなく、「学ぶ姿勢と基礎的なスキルの証明」です。
具体的には、次の3点が揃っている人は転職成功率が上がりやすいです。
- ポートフォリオがある:自分で何かを作って見せられる状態であること
- プログラミングの基礎が説明できる:面接で技術的な質問に答えられる最低限の知識
- 志望動機がエンジニアリングの本質に結びついている:「稼げそうだから」だけではなく、作ることへの興味が言語化できている
僕自身は販売職から未経験でエンジニア転職しましたが、転職活動では約70社に応募して内定を獲得するまで約3ヶ月かかりました。簡単ではありませんでしたが、継続して動けば結果は出ます。
プログラミングスクールに通わないと転職は難しいか?
スクールなしで転職した人も実際にはいますが、未経験者にとってスクールは大きなアドバンテージになります。
スクールに通うメリットをまとめると次の通りです。
- カリキュラムに沿って学ぶことで、何を学べばいいかに迷う時間を省ける
- 詰まったときにすぐ質問できる環境がある
- ポートフォリオ制作をサポートしてもらえる
- 転職支援が付いていることが多い
独学の最大の壁は「詰まったとき誰にも聞けない」ことです。僕もProgateで独学を試みたときは挫折しました。一方、スクールに入ってからはチームメンバーや講師に気軽に相談できたため、最後まで続けられた実感があります。
費用は高いですが、「転職成功の確率を上げる先行投資」として捉えられる人には向いていると思います。

転職活動にかかる期間と費用の目安は?
転職活動の期間は、準備期間を含めると平均3〜6ヶ月が目安です。
スクールに通いながら転職活動をする場合は、スクールの受講期間(3〜6ヶ月)を含めると、準備開始から内定まで1年近くかかるケースもあります。
費用については次の通りです。
- 転職エージェント・転職サイト:基本的に無料で使えます
- プログラミングスクール:30〜70万円程度が相場(スクールによって異なる)
- 転職活動中の交通費・書類準備費用:数千〜数万円程度
転職エージェントへの登録は無料なので、まずは気軽に相談してみるところから始められます。スクールへの通学を検討する場合は、費用・サポート内容・転職実績を比較してから判断するのが賢明です。
転職活動の期間は人それぞれです。焦って質の低い企業に飛び込むより、準備期間を十分に取って望ましい環境に入る方が、長い目で見て良い選択になることが多いですね。
転職エージェントに登録したら、あとは動くだけです

この記事では、未経験エンジニアにおすすめの転職サービスと、転職後に知っておきたい情報をまとめました。
最後にポイントを整理します。
- 未経験者は「未経験歓迎か」「IT業界に詳しいか」「サポートが手厚いか」の3点を基準にサービスを選ぶ
- 転職後の年収は280〜350万円スタートが現実的。スキルを積めば2〜3年で伸びていく
- SES・受託・自社開発の違いを理解した上で求人を見ると、ミスマッチが減る
転職活動そのものは、動き始めるのが一番の近道です。情報を集めてばかりいても現実は変わりません。
まずは転職エージェントに1社登録して、担当者と話してみるところから始めてみてください。話を聞くだけでも、自分の市場価値や転職市場の動向が見えてきます。
転職サービスってこんなに種類があるんだね。まずはいくつか登録してみる!
最初の一歩を踏み出せば、あとは進むだけですよ。担当者にどんどん相談してみてくださいね!
以下記事では、未経験エンジニアの会社の選び方を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
