技術ブログを始めてみたいけど、何から手をつければいいんだろう…。
まずはブログサービス(プラットフォーム)を決めて、1記事を公開するところからだね!
この記事では、技術ブログの始め方を5ステップで徹底解説します。

本記事の専門性
6年目現役エンジニアのZettoです。エンジニア向けブログを運営しています。
Java GoldやSEO検定全級、WEBライティング実務士などの資格を保有しており、IT×Webマーケティングの専門知識を有しています。それらの知見を元に解説しますね。
技術ブログを始めようとしている人の多くが、「どのブログサービスにすればいいかわからない」「記事をどう書けばいいかわからない」「どうやってアクセスを集めて収益化すればいいかわからない」と悩んでいます。
この記事を読めば、自分の目的に合った技術ブログを立ち上げて、集客方法から収益化方法まで具体的な手順がわかります。
ぜひ参考にしてみてください。
技術ブログとは?Qiita・Zenn・WordPressを比べてみる

技術ブログは、エンジニアが技術的な学びや経験を発信するブログのことです。
この章では、技術ブログの基本と主要プラットフォームの特徴を整理します。
- 技術ブログが果たす3つの役割
- プラットフォーム別の特徴と向いている人
順番に見ていきましょう。
技術ブログを始めるメリット
技術ブログの主なメリットは以下の通りです。
- 学習の定着:書くことで理解が深まり、曖昧だった知識が整理される
- ポートフォリオ:転職・案件獲得の際に技術力と継続力を証明できる
- 収益化:広告収入やスポンサー収入で、エンジニア以外の収入源を作れる
僕自身、技術ブログを運営していて感じるのは「書く」ことで知識の抜け漏れが見えてくることです。
エラー解決の手順や、技術選定の理由を文章で説明しようとすると、曖昧なまま放置していた部分が浮き彫りになるんですよね。そんな時にリサーチをすることで知識を補うことができるんです。
技術ブログは、学習・キャリア・収益の3つを同時に進められる手段です。
プラットフォーム別の特徴と向いている人
結論から言うと、以下の2パターンにわかれるかなと。
- 技術記事を書いてアウトプットを主な目的とする場合:QiitaやZenn
- 技術記事を書いてアウトプットしつつ、収益化もしたい方:WordPress
Qiita・Zennが向いている人
Qiita(キータ)とZenn(ゼン)は、エンジニア向けの記事投稿プラットフォームです。
2つの主な違いは以下の通りです。
| Qiita | Zenn | |
| 特徴 | 国内最大規模のエンジニアコミュニティ | 本・スクラップ形式が独自 |
| 収益化 | なし | あり(バッジ機能) |
| SEO | 強い | 強い |
| 独自ドメイン | なし | なし |
どちらも無料で始められて、プラットフォーム自体のSEOが強いため、書いた記事が比較的早く検索で見つけてもらいやすいです。
とはいえ、Qiitaに関してはアフィリエイト広告を貼ることは基本NGですので、収益化には向いていません。
ⅳ 客観的には事実上、広告・宣伝や商用を目的とした勧誘と認められる行為(検索サイト最適化又はアフィリエイトを目的とする投稿行為を含むがこれに限らない)。ただし、当社が本サービス上で別途定める場合はその限りではありません。
引用元:Qiita利用規約
そもそも技術ブログ専門のプラットフォームなので、こういった収益化に対する自由度は低いといえます。
技術的なtipsやエラー解決の記録を残したい人、まず「書く習慣」を作りたい初心者の方に向いています。
WordPressが向いている人
WordPressは、自分でサーバーを用意して構築する自前のブログです。当ブログもWordPressで開設しています。
Qiita・Zennとの最大の違いは「自分の資産になる」点です。独自ドメインで運営するため、アクセスも収益もすべて自分のものになります。デザインも自分好みにかっこよくしたりできますね。
デメリットは、サーバー代(月1,000円前後)がかかることと、初期設定に少し手間がかかることです。とはいえ、月に1万円でも収益化できれば、費用は十分に回収可能。
Qiita・Zennはアウトプットの練習台として、WordPressは長期的な資産として使い分けるのがベストです。
「アウトプット習慣づくり」ならQiitaやZenn、「アウトプット習慣づくり・収益化・ポートフォリオ強化」ならWordPressですね。
WordPressで技術ブログを立ち上げる5ステップ

ここからは、WordPressで技術ブログを立ち上げる具体的な手順を解説します。
- ステップ1:レンタルサーバーを契約する
- ステップ2:WordPressをインストールする
- ステップ3:デザインテーマと初期プラグインを設定する
- ステップ4:記事テーマを決めて最初の1記事を公開する
順番に進めていきましょう。
ステップ1:レンタルサーバーを契約する
WordPressでブログを始めるには、まずレンタルサーバーの契約が必要です。
レンタルサーバーは多種多様にありますが、おすすめは多くのブロガーが利用しているエックスサーバーです。国内シェアNo.1のレンタルサーバーで、表示速度が速くサポートも充実しています。
エックスサーバーには「WordPressクイックスタート」という機能があります。これを使えば、サーバー契約と同時にWordPressのインストール・ドメイン取得まで完了します。
当ブログもクイックスタートではじめましたが、必要事項を入力するくらいなので、10分くらいで始められました。
申し込み手順
申し込み手順は以下の通りです。







デザインテーマに関しては後から設定できるので、最初はデフォルトでもOKです。または「SWELL」が人気で情報量も多いので、おすすめです。当ブログもSWELLを使っています。





「認証コードを取得する」をクリック.png)
「認証して申し込みを完了する」をクリック.png)

件名:【XServerアカウント】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ (〇〇.xsrv.jp)
上記のメールが届くはずなので、メールに記載の管理画面URLのリンクをクリックしましょう。

※契約直後は設定中のためURLが開かない場合があります。数時間ほど時間を置いてから再度試してみてください。

以上で、WordPressブログの開設が完了です。
ステップ2:WordPressの初期設定をする
WordPressインストール後にまずやっておくべきことは、以下の通り。
- WordPress管理画面の「設定 → 一般」でサイトタイトルとキャッチフレーズを設定する
- 「設定 → パーマリンク設定」で「/%postname%/」を選択することです。
- 「設定 → 一般」でWordPress アドレス (URL)とサイトアドレス (URL)のhttp→httpsにする
パーマリンクの設定を先に済ませておかないと、後で変更した際にURLが変わってしまい、SEO上のリスクが生じます。最初に必ずやっておきましょう。
ステップ3:デザインテーマと初期プラグインを設定する
WordPressのデザインは「テーマ」と呼ばれるテンプレートで変えられます。
技術ブログを見た目よく整えつつ、執筆に集中できる環境を作るために、テーマとプラグインの選択が重要です。
テーマの選び方
技術ブログのテーマはSWELL(スウェル)が断然おすすめです。
僕はこれまでAFFINGER6・JIN・JIN:Rなど複数のWordPressテーマを使ってきましたが、SWELLが圧倒的に使いやすかったです。
その理由を挙げると以下の通りです。
- 管理画面から直感的に設定できる:コードを書かなくてもデザインが整う
- 表示速度が速い:Core Web Vitals(Googleの表示速度指標)のスコアが出やすい
- ブロックエディタとの相性が抜群:記事執筆にストレスがない
- アップデートが継続している:開発者が定期的に改善を続けているため安心感がある
価格は買い切り17,600円(税込)です。本気で収益化を目指すなら、初期投資として導入をおすすめします。
技術ブログに必須の初期プラグイン
WordPressには「プラグイン」と呼ばれる拡張機能があります。
最初に入れておくべきプラグインは以下の4つです。
- SEO SIMPLE PACK:SEOに必要なメタ情報を設定できる(SWELLと相性が良い)
- XML Sitemap & Google News:Googleにサイト構造を伝えるサイトマップを自動生成する
- BackWPup:記事データを定期的にバックアップしてくれる
- Akismet Anti-Spam:スパムコメントを自動で防いでくれる
プラグインは入れすぎると逆に速度が落ちるので、最初は必要最低限にしておきましょう。
ステップ4:記事テーマを決めて最初の1記事を公開する
環境が整ったら、あとは最初の1記事を公開するだけです。
最初の記事で意識してほしいのは「完璧より完了」です。
僕がブログを始めた頃も、最初の記事はクオリティが正直低かったです。でも、公開する経験を積むことが大事で、書いて・公開して・振り返るサイクルを回すことで上達していきます。
最初の記事テーマとして選びやすいのは以下の通りです。
- 最近解決したエラーとその対処法
- 得意or学びたいプログラミング言語の文法解説
- 学習中の技術で「詰まったポイント」と解決方法
- 使ったツールやライブラリの使い方・感想
読者は「自分と同じ悩みを解決している記事」を求めています。
自分が詰まったことを書くのが、一番価値のある記事になりやすいです。
WordPressの設定を「完璧な状態」にしてから書こうとすると、永遠に始められません。デフォルト設定のまま1記事を公開して、あとから少しずつ改善していけば大丈夫ですよ。
技術ブログで成果を出すために意識すること

ブログを立ち上げただけでは、なかなか成果には繋がりません。
ここでは、技術ブログを運営していく上で意識すべきポイントを解説します。
- 技術ブログならではのSEOキーワードの選び方
- 技術ブログを続かせる仕組みの作り方
順に説明します。
技術ブログならではのSEOキーワードの選び方
SEOでは、「競合が少なく検索意図が明確なキーワード」を狙うのが技術ブログ戦略の基本です。
技術系キーワードは検索ボリュームが小さくても、検索意図が明確なものが多いです。
例えば「エラー文をそのままコピーして検索するエンジニア」は、そのエラーの解決方法だけを求めています。
こういったキーワードは競合が少なく、書いた翌日から検索に出てくることもあります。
キーワードの選び方のポイントは以下の通りです。
- エラーメッセージをそのまま検索ワードにする:「TypeError: Cannot read properties of undefined」など
- バージョン・環境を含める:「Vue3 Composition API watchEffect 使い方」など
- 自分が詰まった具体的な状況を書く:「Spring Boot MySQL接続設定」など
一方で、「プログラミング 勉強方法」「JavaScript とは」のような大きいキーワードは、大手メディアが上位を占めているため最初は避けた方が成果が出やすいです。
僕がSEO検定を全級取得してから強く意識するようになったのは「検索意図をど真ん中で満たす記事を書く」ことの大切さです。
キーワードに正確に答える記事が、結果的に上位を取りやすい傾向があります。
技術ブログを続かせる仕組みの作り方
技術ブログが続かない最大の原因は「ネタがない」「モチベーションが続かない」の2つです。
この2つを解消する仕組みを作ると、長く続けやすくなります。
ネタ切れを防ぐ仕組み
記事ネタを「貯める習慣」を作ることが重要です。
- メモアプリにネタをストックする:エラーを解決した瞬間にメモしておく
- 毎日の学習ログを残す:NotionやGitHubのIssueで学んだことを記録する
- 他の技術ブログを読む:「自分だったらどう書くか」を考えながらインプットする
毎日学習していれば、必ずネタは生まれます。
「書く内容がない」のではなく「書けるネタに気づいていない」だけのことが多いです。
モチベーションを維持する仕組み
技術ブログは、数か月間アクセスがほぼゼロという時期が続くことがほとんどです。
この時期を乗り越える仕組みとして効果的なのは以下の通りです。
- Googleサーチコンソールで小さな変化を見つける:インプレッション数の変化を楽しむ
- アクセスより記事本数を指標にする:「3か月で12記事」のような目標を立てる
- 同じブログ仲間を作る:XやDiscordで技術発信している人とつながる
キーワード選定と継続の仕組みさえ作れれば、技術ブログは着実に成果が出てきます。
僕も最初はアクセスが全然なくて「これで本当に合ってるのか」と不安になりました。でも半年・1年と続けていくうちに、少しずつ検索から来てくれる人が増えてきましたよ。焦らず続けることが大事です。
技術ブログの始め方に関するよくある質問

よくある質問と回答をまとめました。
- QiitaとWordPress、どちらから始めるべきですか?
- 技術ブログで収益が出るまでどのくらいかかりますか?
- 記事のネタが思い浮かばないときはどうすればいいですか?
QiitaとWordPress、どちらから始めるべきですか?
目的によって変わります。
「書く習慣を作ること」が最優先なら、Qiitaから始めることをおすすめします。
設定不要でアカウントを作ればすぐ投稿できますし、コミュニティがあってフィードバックも得やすいです。
一方、最初から収益化やポートフォリオとして活用したいなら、WordPressで始める方がよいです。
迷っている場合は「Qiitaで3か月書いて、書く習慣がついたらWordPressに移行する」という順番が、挫折しにくいルートかなと思います。
どちらが正解という話ではなく、「続けられる方を選ぶ」のが一番の正解です。
技術ブログで収益が出るまでどのくらいかかりますか?
Googleアドセンスの審査が通って最初の数百円が発生するまで、3〜6か月程度かかることが多いです。
月1万円を超えるには、一般的に50〜100記事・6か月〜1年以上の継続が必要と言われています。
ただ、キーワード選定の精度や記事の質によって大きく変わります。
正しい方向で書き続ければ、早く成果が出ることもあります。
技術ブログの収益化は長期戦ですが、一度上がったアクセスは安定しやすいという特徴があります。
短期で稼ごうとすると続かなくなりやすいです。3年後の自分への投資として続けるイメージで取り組むと、焦りが減って長続きしますよ。
記事のネタが思い浮かばないときはどうすればいいですか?
一番確実な方法は「今日の学習で詰まったことを書く」ことです。
「こんな小さいことを記事にしていいのか」と思うくらいのことでも、同じことで詰まっているエンジニアは必ずいます。
他にも、以下のようなネタの探し方があります。
- Qiitaのトレンドを見る:人気のトピックから自分が書けそうなものを探す
- Stack Overflowで多くいいねがついた質問を参考にする:読者ニーズの高いテーマがわかる
- 学習したライブラリの公式ドキュメントを日本語でかみ砕く:英語ドキュメントの解説だけでも十分な価値がある
「ネタがない」と感じるときは、インプット量が足りていないサインです。学んでいれば、書けることが増えていきます。
「こんなこと書いていいのか」という記事が、意外と検索でよく読まれたりするんですよね。専門的すぎる内容より、初心者が詰まりやすい具体的な内容の方が需要があることが多いです。
技術ブログはアウトプットと収益化ができる最強のツール

今回は技術ブログの始め方を、プラットフォームの比較からWordPress立ち上げの5ステップまで解説しました。
技術ブログは、学習・キャリア・収益を同時に進める最強のツールです。
最初の1記事のハードルを低く考えて、まずは公開する経験を積んでみてください。続けることで、あなたの資産が増えていきます。
よし、今日からWordPressでブログ始めてみるぞ!
完璧を目指さず、まずは1記事公開することを目標にしてね。ご自身の経験は、誰かの役に立つはずですよ。
