【ニーアオートマタ】2Bや9Sの真意が描画される小説版は本当にオススメ!!!

こんにちは、最近ニーアオートマタにお熱なKIYOです。
攻略設定資料集に美術資料集、小説版にコンサートの円盤、、、
一通り購入して読んで、聞いてみましたが個人的には小説版がオススメです!
視覚的に楽しめるのは攻略設定資料や美術資料やコンサートの円盤ですが、ゲームの作中では語られることのなかった各キャラクターの心境が細かく描画されている小説版は本当にオススメです!

今回は小説版で個人的に気になったエピソードをいくらか紹介します。

長イ話


これはゲームのニーアオートマタのストーリーを小説にしたものです。
サイドストーリーなどの挟まれることはありますが、基本的にメインストーリーに沿って進められます。

個人的には以下の場面において各キャラクターの心情描写が印象的でした。

2Bのやるせない心境


愛称で呼んでほしい9Sの提案を2Bはなぜ最期まで断り続けたのか。

「人類に栄光あれ」「私の名前に警鐘はいらない」

画像の2Bはなぜやるせない描写がなされているのか。

これらのゲーム中ではあまり描かれない部分が2Bの視点から細かに描かれています。

2Bが9Sを殺すときの2Bの心情描写


首絞めプレイ、、、ではなく、ウィルスに感染した9Sを殺す2Bはなぜ

「いつも、、、こんな、、、」「いつも、、、こんな、、、」

という言葉を漏らしたのか。
作中ではあまり描かれませんが、2Bは作戦開始時から2Eとしての任務を受けており、更には9Sと行動を共にすること自体初めてではなかったのです。
さらには、幾度となく2Bは2Eとして、9SをExecute(処刑)してきたのです。

せっかく行動を共にし、親睦を深めても結局は殺さなくてはいけなくなる2Bのやるせない心境が細かに描画されており、涙腺が緩みます。

「お前は2bを...△※したいと思ってるんだろう」



これはゲーム中に凄い気になりました。
が、小説版で直接的に答えを得ることはできませんでしたので、以下はあくまで小説版での9Sの心情描写とゲームの周回プレイで見えてきた私なりの回答となります。

「お前は2bを...コロしたいと思ってるんだろう」

おそらく、これが答えだと思います。(もしくは「コワしたい」)
理由としては、2Bを失った後の9Sのゲーム中の描画からも推測することができます。

小説版で9Sは2Bの生前は自身の欲求を2Bに悟られないように振舞いますが、
真実を知り、大切な2Bを失い、心が壊れてなりふり構わっていられなくなった9Sは自分の欲求を隠すことを辞めます。

自分のなかの汚い欲求を知られたくない2Bはこの世にいないのですから。

9Sが2Bに対して抱いていた欲求とは、「2Bを独占すること」だったのではないでしょうか。

しかし、そんな9Sの欲求は満たされず2Bを失った9Sはいつしか2Bを独占するために
「2Bを自分だけのものにするために、2Bを殺したい」
と考えるようになったのではないでしょうか。

事実、9Sの記憶がウィルスにより浸食され9Sの記憶領域内の2Bに関する記憶にアクセスされた際、ゲーム中で以下の様なシーンがありました。

これは、もともと9Sに侵入するウィルスだったものですがいつしかその容姿は2Bのものになっていました。
正直、このシーンが何を意図するのかゲームプレイ中はわかりませんでした。

森の国の資源回収ユニットで2Bの仇のA2と対峙するシーンにてA2が9Sに

「優しい人になってほしいと、2Bは言っていたぞ」

と、2Bの記憶をもつ軍刀をもつA2のみ知る2Bの意思を9Sに伝えます。

しかしその発言に9Sは激昂します。
「お前が2Bの言葉を語るなッ!!!」

このシーンで、なぜ9Sは激昂したのでしょう。
A2は2Bの仇であると認識するため単に冷静な判断ができなかっただけともゲーム中は思えました。

しかし9Sが怒ったのには別な理由が存在したのです。

このとき、9Sは
「2Bの言葉を捏造して動揺を誘うA2の卑怯さに怒り、また2Bそっくりの顔をして2Bそっくりの唇で2Bの言葉を語る」
ことが許せなかったのです。

話が進み、9Sが塔に侵入し機械生命体が用意した2Bの義体と対峙したシーンでも同様なことが言えます。

「良かった、ここで会えて本当に良かった」

と狂気まじりに笑います。

そして笑いながら

「今、殺すから・・・!」

と2Bと同じ顔をした義体を切り刻みます。
このとき、9Sは何を思ったのでしょう。

かつての大好きな2Bと同じ顔をしたモノを壊す罪悪感でしょうか?
・・・違いました。

9Sが感じていたのは

「2Bの義体を勝手に作るなんて許せない。2Bの義体を勝手に動かすなんて許せない。
全部壊す。全部僕のものだから。誰にも渡さない。2Bにさえも・・・」

2Bを独占したい9Sにとって、機械生命体が勝手に2Bの義体を利用することに対する怒りでした。
しかし、そこには2Bへの弔いの気持ちなどではなく9Sの汚い欲求の先にある2Bに対する独占欲でした。

以上のことから、この

「お前は2bを...△※したいと思ってるんだろう」

の私なりの回答は

「お前は2bを...コロしたいと思ってるんだろう」

だと考えています。
かなり端折っていますが、小説版では9Sの2Bに対する独占欲が細かに描画されています。

私自身、ゲームを初回プレイした際に初めに頭に浮かんだのは

「お前は2bを...犯したいと思ってるんだろう」

だと思っていました。
しかし、小説版を読み上記の考えに至りました。

これはあくまで個人の考えですが、人間にも独占欲は存在すると思います。
好きな人を独占したい。
少なからず、多くの人の心の中に存在する感情だと思います。

好きな人を独占したいという欲の先に、好きな人を犯したいという感情が発生するのだと思います。
しかし、機械であるアンドロイドに犯すといった概念は存在しないのでしょう。

では、機械であるアンドロイドが好きな人を独占するためにはどうすればいいのか。

「コワして」しまえばいいのです。

コワしてしまって自分の心の中だけに好きな人をとどめ、その存在を永遠にすればその人を独占できるのです。

もちろん、普通はこんな思考には至らないと思います。
しかし、9Sはヨルハ計画の真相や2Bの真実、2Bの喪失など正常な思考を失うには十分なきっかけがありました。

9Sのこの狂いゆく心情描写も、小説版では非常に細かく、気持ち悪く、描画されております。

アダムとイブの心情描写

アダムとイブの視点でも一部物語が進みます。
ゲーム中より深くアダムとイブの意図を知ることができます。

短イ話

短編小説がまとめられています。
個人的には2Bが過去の作戦で9Sを幾度となく処刑する話や9Sが2Bの正体に気づく話が印象的でした。
これらはゲーム作中では描かれていません。

少年ヨルハ

ほとんど2Bは出てきませんが、個人的に印象的だったのは2Bと9Sの「前世」の話が印象的でした。
ヨルハ計画の真相をより深く知ることができます。

ただ、本編の大部分はゲーム中ほぼ登場しない男性型アンドロイド達の物語で少しつまらなかったです。

まとめると

小説版は

  • ニーアオートマタのストーリーに惚れているひと
  • 2Bが好きすぎる人(9Sに殺されますね)
  • ニーアオートマタのストーリーで引っかかる部分がある人
    に本当にオススメできます!!
    ぜひ多くの人に読んで頂きたいです。